ほとんどの形態で最低額は同じ
条約ルートでは、個人事業主(eenmanszaak)、合名会社(VOF)、合資会社(CV)、非公開有限会社(BV)のいずれも、INDが定める最低投資額は4,500ユーロです。異なるのは公開有限会社(NV)だけで、11,250ユーロです。そのため、在留許可の観点からはどの形態を選んでも有利・不利はありません。
個人事業主(eenmanszaak)
法的には、あなたと事業は同一です。KVKへの登録が早く、会計の手間も少ないため、初めて条約ルートを使う方の多くがここから始めます。その代わり、事業の負債はそのまま個人の負債になります。
非公開有限会社(BV)
BVは独立した法人で、日本の株式会社に近い形態です。個人の責任は出資した範囲に限られます。その代わり、設立には公証人が必要で、法人税の申告も別に行い、通常は取締役である自分への給与支払いの手続きも必要です。会計費用は高くなると考えておきましょう。
選ぶときの3つの質問
- 事業のリスクはどの程度か? 大きな責任を伴う契約があるなら、BVが向いています。
- 最初の数年の利益はどのくらいか? 利益が少ないうちは、BVの追加費用が見合うことはまれです。
- パートナーや投資家を迎える予定はあるか? BVなら株式で対応しやすくなります。
個人事業主として始め、後からBVに移行することもできます。決める前に、オランダの会計士にご自身の数字で試算してもらいましょう。
次のステップ
どの形態でも、出資の証明方法は同じです。開業時貸借対照表をご覧ください。